「FOAM Paul Huf award 2015」にもノミネートされたドイツ人フォトグラファー、レナ・C・エメリー(Lea C. Emery)の作品集。本作は、自分の肌を晒すことや、自然界と切っても切り離すことができない私たちの身体の儚さについて語った前作『RIE』の続編であり、聖なる森である「鎮守の森」を題材としている。日本文化のように、自然に深く根付いた文化は昔からあり、その自然の大部分を今に残すことができていたのは、相互に関連し合う価値体系を育んでいたためであった。作者は日本のどこか遠い田舎の村を通り抜け、どこまでも続く風景の中で高みへと上り詰めていく内省の旅へと我々を誘う。本シリーズのイメージを見ていると、自然の染み入るような静寂さに思いを巡らせずにはいられない。そして本が終わりに近づくにつれて、我々自身の手によって自然が消えていくことについても深く考えさせられる。本作にはリサイクル紙を使用。売上の10%は、地球上の生物多様性を守り人の暮らしが自然環境や野生生物に与える負荷を小さくすることによって人と自然が調和して生きられる未来を目指して活動しているWWF(World Wide Fud for Nature / 世界自然保護基金)に寄付される。rrプリント好きの豪華エディション。rrrhardcoverr64 pagesr240 x 295 mmrblack ad whiterlimited editio of 500 copiesr2018rr保管に伴う多少の擦れなどありますが、良好な状態です。rr値下げ交渉、ご遠慮ください。